世界の情勢が、こんにちほど、急速に発展し変化している時代はありません。
そして、そのあらわれとして、私たちの国の経済は、開放経済へと厳しくその質的転換を迫られています。
私たちは、これら現実の反映を直視し、当面する諸困難を乗り越え、私たちの国の発展を推進したいものだとねがってやみません。
　恰も、公益産業研究調査会（略称「公研」）は、この認識にたって、ひとりでではなく、みんなで、ひとつひとつの問題に取り組み、正確な、具体性のある答えを生みだしていこうとのねがいから生まれたものです。
　そして、雑誌「公研」は、その会誌として私たちの会及び会員相互の調査研究の結果を”広場”に出し、発展のためのささやかな媒体にしたいとの気持ちから発行することになりました。